2017年7月5日

Letter from England (エリザベスチャリティ)

 皆様ご機嫌いかがですか?
イギリス南西部は気候温暖で自然環境も人々も親しみやすく旅をしていて楽しい地域です。

Totnes(トットネス)はRiver Dart (ダート川)を中心にマーケットタウンとして中世の頃から栄えた街です。いまでも毎週末には市がたち近隣の人々がお買い物に通ってきます。
夏場は観光客も多いので様々なイベントも催されています。

Totnesのタウンセンターの広場でエリザベス朝時代のコスチュームを着た人々にたくさん出会いました。
この方たちはElizabethan Society(エリザベスソサイティー)というチャリティー団体で夏の間毎週火曜日にチャリティーフリマを開いているとのことです。




ハンドメイドのティーコージーやクッション、アクセサリーをはじめ掘り出し物のアンティークも出されていました。
お値段が驚くほど安い点もチャリティイベントの良いところですね。
出店者はちょっと年配の方が多いようでしたがどの方も人懐こくて優しくて心なごみました。お年寄りが元気で楽しそうなのは見ていて嬉しくなりますね。

2017年7月4日

Letter from England (英国の茶園)

皆様ご機嫌いかがですか?
英国南西部コンウォールにイギリス産紅茶を作っているガーデンがあると聞き早速出かけてみました。Tregothnan Garden(トレゴスナン)を所有するBoscawen一族 は14世紀からこの地に住む貴族です。
庭園はコーンウォールの温暖な気候を活かしたWoodland Garden。65エーカーの庭 にオーストラリアやニュージーランド、南米から運ばれた木々が元気に育っていました。中でもトレゴスナンの中心的木は日本の椿です。この椿からお茶の木を作り始め2005年から英国産紅茶として販売を始めました。
 庭園はBoscawen家のプライベートガーデンなため事前予約が必要です。
約1時間ほどのガーデンツアーのガイドは若きガーデナーのLowrence君です。

トレゴスナンガーデンの特徴やユニークさを詳しく説明してくれました。



 お庭のハイライトのお茶畑。
写真下のお茶の木はDuke of Edinburgh(エジンバラ公)が植樹なさったそうです。


 エジンバラ公の木から茶葉を摘み献上したとのことです。

 ガーデンツアーの後は好みの茶葉でお茶を入れていただきました。




私が選んだお茶。Great British Tea.
赤い水色が美しいしっかりしたお味のお茶でした。
他にアフタヌーンティー、アールグレイティー、トラディショナルティー等種類も豊富です。
おまけの写真。
スコーンのジャムとクリームの順番はコーンウォールとデボンでは異なるそうです。
ジャムの上にクロッテドクリームがコーンウォール流。デボンでは逆だそうです。
どちらでもお味は同じでしょうと言うと、ロレンス君曰く、クリームが上だとジャムのすっぱさをクリームがカバーし口のなかでクリームとジャムが共存しより美味しく感じるそうです。こだわりのクリームティーでした。

2017年7月3日

Letter from England (失われた庭)

皆様ご機嫌いかがですか?
今から20年ほど前偶然出会ったガーデナーに紹介された庭、The Lost Garden of Heligan。もとDevonのTremayne一族の所有する庭でしたが第一次世界大戦で多くの庭師を失い一族はその地を離れました。その後庭は名前のとおり長い間放置され見捨てられていました。

 1990年代に入り庭は再びTremayne一族の子孫の依頼により復元されることになりました。
18世紀から19世紀にかけてプラントハンターたちが世界各地から持ち込んだ珍しい植物が植えられ庭は当初ユニークで新しい息吹に満ちていました。当時の面影を残すオブジェや彫像たちが植物と一体になって庭にオリジナリティを持ち込んでいます。

200エーカーという広大な土地を修復するのは並大抵のことではなかったでしょう。ヘッドガーデナーを中心にたくさんのボランティアの助けを借りて近年ようやく完成しました。
私はこのプロジェクトが始まった直後に一度訪ねたことがありました。当時は入り口のほんの一部の庭しかできあがっておらず写真下にみられる部分は未踏の地でした。





 25年という歳月をかけてヘリガンガーデンは見事によみがえりました。
こつこつと根気よく諦めず作る。
庭造りの基本を実践した良い例ですね。
 ベジタブルガーデン:
Helliganのティールームやレストランで使用する野菜や果物はこちらで賄っています。りんごの木のアーチはいつかどこかで真似をしたいもののひとつです。

The Lost Garden of Heligan
http://heligan.com/


2017年7月2日

Letter from England (アンティークの町)

 皆様ご機嫌いかがですか?
Cornwallの小さな町、Lostwithiel(ロストウィズィール)はアンティークファン必見の場所です。実は私も昨日偶然出会ったアンティークディーラーのAlexに町の名前を教えてもらうまでこの地の事は全く存じ上げませんでした。
 Alexの友人が経営するショップの場所を聞き早速訪ねて参りました。
Stephen Foyの店は町の中央にあったのですぐに分かりました。
道路を挟んで右と左に1軒ずつ。写真のお店は家具中心、写真下のお店は陶器や銀器などが所せましと並んでいました。



早速買い付け開始です。
品揃いが豊富な上、値段が良心的。
私たち全員が何かしらお好みのものを見つけて購入いたしました。

 オーナーのディーラー、Mr. Stephen Foyです。物静かで温かいお人柄と素敵なお店にすっかり魅了されました。

I hope to see you again!


Lostwithielにはほかにもたくさんのアンティークやさんがあります。
コーンウォールにいらしたらぜひお訪ねください。







Mrs. Alex Robins
Wadebridgeのアンティークセンターの経営者。素敵な笑顔でてきぱきお仕事をしていました。彼女がLostwithielとStephen Foyのことを教えてくれなかったら今日の出会いはなかったでしょう。ご縁を繋いでくれたことに感謝。ありがとう。

2017年7月1日

Letter from England (海辺の村)

 皆様ご機嫌いかがですか?
North DevonからCornwallにかけて海岸線沿いに小さな可愛い村々が続きます。
大西洋から吹き付ける強風のため家々は岸壁に貝殻のように張り付いています。
Clovelly(クロベリー)もそんな村のひとつです。
ナビに誘導されながらたどり着いたのは高台に建つ村の学校でした。
 どこから村に入るのかわからずウロウロしていたら建物の中から若い女性が出てきてくれました。上手な日本語で”日本の方ですか?”と聞かれびっくり。メアリーさん(写真中央)は佐賀県の学校で英語を教えていたそうです。素敵な笑顔で村への行き方を教えてくれました。
 お天気だったらもっと歩きやすかったでしょうに。雨上がりでつるつる滑るPublic Footpathを10分ほど歩き村の入り口に到着しました。
 眼下に見えるのがClovellyの港です。
この港ではロブスターやカニが採れます。
この村には車はもちろんのことバイクも自転車も入れません。坂道にはこの地で採掘した石の石畳が敷き詰められここを人とロバが歩きます。
ロバは港から物資を運ぶ現役の宅急便やさんでもあります。


変化の早い日本で暮らしていると昔ながらのやり方で村の姿を変えずに自然や景観を守る人々の暮らしぶりに敬服します。

おまけの写真。
漁村の猫たち。



 坂道を歩いていると次々にネコたちが登場します。人になれているせいか人懐こくカメラ目線で写真を撮らせてくれます。

どの仔もまるまると太っており良い生活をしているのねー。

2017年6月30日

Letter from England (Tisburyのお花屋さん)

 皆様ご機嫌いかがですか?
Ted Martin Flower Shopはずっと以前から訪ねてみたいと思っていたお花屋さんでした。このお店のコンセプトやティーズベリーの人々の暮らしがぎっしりと詰まったFLOWER SHOPという本は何度読んでも見飽きぬ愛読書です。
Ted Martinがお花の本を通じて世界に発信するTisburyの村の美しさや豊かさは村の他のお店にも見られます。人口2000人ほどの村なのに村の人々によって大切にされているせいかどのショップも素敵に輝いて見えました。

Flower Shopの真向かいのブックカフェ。
気取らない店構えなのにロンドンにあるお店のように洗練されています。
村の八百屋さん。店内では野菜中心のお惣菜も販売されています。

ハイストリートのデリ。
 外のテーブルでコーヒーを待っている紳士。お昼前のひと時をゆったり過ごしていますね。
 お店のなかでは自家製のパスティが勢ぞろいしていました。
早速お昼ご飯ように一つ求めました。













大好物のソーセージロール。
イギリスに来ると必ずいただくモノのひとつです。どのお店にも特製のお味がありシンプルゆえに奥深いB級グルメです。

イギリスにいらしたらぜひお試しください。