2015年6月30日

Letter from England (Breakfast)

 皆様ご機嫌いかがですか?

イギリスに来ると必ず食べたくなってしまうのがEnglish Breakfastです。家では朝食はシリアルとコーヒーだけの簡単なもので済ませるのにここに来るとボリュームたっぷりな朝ごはんをいただきます。近年のイギリス人は以前にも増して健康志向になりバターも牛乳もローファットなものを選んでいます。家庭はもちろんのことティールームで出されるミルクもスキムミルク。濃いめの紅茶にはやはり低温殺菌の濃いミルクがいいななんて思ってしまいます。
朝食をたっぷりいただくのでお昼はスープランチ。ホームメードスープの定番のリーク(ネギ)のスープ。今日はブロッコリー入りのものを食べてみました。パンとバター付で800円くらいです。

付け合わせについてくるパンはどんなに平凡なものでも美味しいのでいつも感心します。日本のふわふわ甘々のパンと違ってどこかきりっとした食感に文化の違いを感じてしまうのは私だけでしょうか。


今日は長い移動の日でした。
夕刻ようやくLondonのウエストエンド、ハムステッドに到着。陽が高いので9時すぎでもこの明るさ。
街も人も夏を楽しんでいます。

2015年6月29日

Letter from England (Tea Room)

 皆様ご機嫌いかがですか?

今回の旅の仲間、ティーインストラクターの奥川伊津子先生と共にイギリスのティールームめぐりをしています。

少し前はカントリーテイストの素朴なカフェが多かったですが近頃はそれぞれが工夫を凝らしたユニークなお店が増えてきました。

写真はLeamington(レミントンにあるVinteas Tea Room.。
流行のフィフティーズを意識した内装です。イスもテーブルもひとつずつ色が異なり可愛い雰囲気なのに大人っぽい仕上がりです。
早速私はイングリッシュブレックファストを、奥川先生はダージリンのセカンドフラッシュを頼みました。茶葉の入ったティーポットもカップも全部バラバラな柄なところが楽しいですね。

お店のスタッフは若い人たちばかりでしたがお茶は丁寧にきちんと入れられていました。
奥川伊津子先生のお墨付きです。

疲れた時にいただく一杯のお茶は元気を運んでくれますね。



お代を支払ったらショップカードにスタンプを押して渡してくれました。 お茶1杯でスタンプ1つ。10杯めはフリードリンクサービスとのことです。
また次回スタンプをいただきに伺いますね。


Vubteas Tea Room
16 Park Street
Leamington spa
CV32 4QN
U.K.

http://www.vinteas.co.uk

2015年6月28日

Letter from England (Lavender) ラベンダー

 皆様ご機嫌いかがですか?

夏のイギリスでは様々な花が咲き誇り美しい限りですが一番素敵なことはどこの庭でもイングリッシュラベンダーが香り高く登場することです。

今日はコッツウォルズの小さな村のラベンダー畑を訪ねました。
行く前に友人が 「すごく素敵なところよ。コッツウォルズのカントリーをひたすら走っていくと急に視界が広がりラベンダーの香りがするからすぐにわかるわ。」と教えてくれました。
彼女は Deep in the country という言葉を使って説明してくれました。

幹線道路を外れた細い田舎道を通り抜けようやくたどり着くとあたり一面、パープルの世界が広がりました。

 前回訪ねた時は時期が早すぎこの景色をみることはできませんでした。
地平線まで広がるラベンダーにうっとり。
イングリッシュラベンダーの香りに訪れた人は皆癒されています。

ラベンダーの時期は長く続かないのでほんの短い時を存分にたのしみます。、収穫された花はオイルに、こぼれた花はサシェに、またラベンダー入りのお茶やプリザーブになって再び私たちの暮らしを豊かにしてくれます。

ここにいるだけで ありがとう!!という気持ちになりますね。

2015年6月27日

Letter from England (Lovely people) 素敵な人々





皆様ご機嫌いかがですか?

コッツウォルズの小さな村に住むささきひとみさんはアンティークディーラーであると同時に絵を描くアーティストです。
感性ゆたかなアーティストの家は居心地よく訪れた人々を暖かく迎えてくれます。

今回旅をご一緒している奥川伊津子さんは紅茶のインストラクター。お茶の専門家と知りひとみさんたちはティーパーティーを開いてくださいました。

さすがにアンティークのの専門家です。1800年代後半に作られたチャイナの陶器でお茶を入れてくださいました。
手描きのお茶器にシルバーのカトラリーがおもてなしをしていただいている気分をもりあげてくれました。

楽しい時間をありがとうございました!




イギリスの家の素敵なところは植物の配置の仕方にあると思います。
このようにエントランスを作りたいなと参考になる一枚です。

2015年6月26日

Letter from England (Blue & White Collection)

 皆様ご機嫌いかがですか?

イギリスの今朝のお天気は曇り時々晴れ。気温は20度です。午前中は雨との予報ですが今のところ薄ぼんやりとしたお天気。今日も一日良いお天気でありますように。

Blue & Whiteが大好きな私がいつも羨ましく思うコレクションが並ぶカップボード。青と白の色の統一がされれば柄はバラバラでも大丈夫です。バーレイのキャリコは深みのあるブルーが不滅の人気ですね。

花柄のキャリコとブルーイタリアンが同席しイギリスらしさを盛り上げているディスプレイです。






このテディベアは推定年齢100歳です。
Blue & Whiteのセーラー服はこの家の子が小さな坊やだったころのもの。彼はことし30歳になります。

上質なものを長く使うこともイギリスらしさのひとつですね。

大江戸骨董市


直前のお知らせになりますが、
明日27日(土)、代々木公園で行われる
大江戸骨董市に出店いたします。

小さなブースですがまだご予定が決まっていらっしゃらない方や鎌倉山はちょっと遠いな~という方、お待ちしております。

外で行うため、雨天中止となります。
今の段階ではまだ主催者側も判断ができないそうなのですが、当日、こちらのHPで開催しているか確認をしてご来場していただけるとよろしいかと思います。
来場はもちろん無料です!!

House of Potteryは通常営業をしております。

写真は持参する予定のものたちです。



Letter from England

 皆様ご機嫌いかがですか?

早朝の羽田空港から英国へ向かい出発をしました。羽田からの直行便を利用できたので朝もずっと楽になりました。

これから12時間のフライトでロンドンに参ります。



 今朝空港で飛行機を見ていたばかりなのに夕刻には別世界の村に到着しました。

シェークスピアの故郷 Worwickshire(ウォーウィック)ではこのような漆喰壁に萱吹き屋根の家を良く見かけます。

明日からこの村の近郊に滞在しながらCotswolds(コッツウォルズ)を回ります。

またご報告いたしますね。




2015年6月24日

Lovely People (素敵な人々)

 皆様ご機嫌いかがですか?

今日はとても嬉しい贈り物をいただきました。早速ご報告いたします。

写真前列左の方は軽井沢で陶芸教室を開催していらっしゃる蔵古(クラコ)さんです。1年の半分は軽井沢に住みながらお仕事をしています。
鎌倉へ帰ってこられるとお友達といっしょにポタリーを訪ねてくださいます。


 今年の3月に鎌倉山に見えたとき陶芸用の粘土を持参なさりバーティの手型を採っていただきました。

軽井沢の窯で焼いて出来上がったものを今日お持ちくださいました。

蔵古さんらしいユニークで遊びと笑いがいっぱいのプレートです。



バーティは幸せ者です。
大切にしますね。ありがとうございました!



蔵古さんの陶芸教室は軽井沢のレイクガーデンのすぐ横です。









こちらのURLをぜひご覧くださいませ。

2015年6月23日

福祉の国イギリス

 皆様ご機嫌いかがですか?

近年私を含めた周りの友人たちが皆両親の介護に関わり始めました。親たちが人生の最後の時間を快適に楽しく過ごせるように私たちは考えます。

そんなとき心に浮かぶのがイギリスで訪ねた老人ホームのことです。

写真のホームは友人のお母さんが入所していました。エレガントなジョージアン様式の建物は外観からでは老人施設とは思えません。

 内部には広いダイニングやラウンジが完備されています。
内装もお年を召した方たちが楽しくなるような明るい色でまとめられています。

3度のお食事の他に朝のイレブンディズと午後のアフタヌーンティの2回お茶の時間があります。



雨の日でも 明るく過ごせるコンサーバトリーも併設されお年寄りたちはここで談笑をしたり読書をしたりできます。



友人のサラのお母さん、バーバラはこのとき 87歳でした。約10畳ほどの個室にはトイレと洗面台がついておりホテルのような快適さです。
家具もカーテンも自分の好きなようにとりつけられるのでデザイナーのサラがすべて見立てお部屋づくりをしました。

日本のホームもこのように明るい雰囲気でインテリアを考えてくれたらお年寄りはもっと元気がでるでしょうに。。。と思いました。


バーバラの部屋の窓の外は広い中庭です。
どこを見ても快適な心配りに大変感銘を受けました。 

ここは国の施設なのでどの人も平等にサービスを受けられるとのこと。Quality of Life (生活の質)が高いのはさすがに福祉の国イギリスです。

近年移民の増加やテロの脅威など様々な問題を抱えていますがそれでも大国の余裕が感じられます。

人生、終わり良ければ総て良し。
このようでありたいです。


2015年6月22日

老舗の味

 皆様ご機嫌いかがですか?

今日は午後からお天気が良くなったので藤沢へ出かけました。
用事がすんで駅へ戻る途中、こぐまラーメンのある路地をのぞいてみました。

札幌ラーメンで有名なこぐまは昔から変わらず藤沢駅北口近くの路地裏で営業しています。
最近になって突然に休業してしまいもうお店を閉められるのかしらとがっかりしておりました。今日通りかかってみるとあい変わらずの姿でお店を開けていのでで嬉しくなってしまいました。暖簾が新しくなっていましたね。





ここだけ開発から取り残されたのか、取り残したのか。昭和の雰囲気たっぷりの路地裏です。
変わらぬ景色を保つことは日本では珍しいのでほっとします。

ここへはラーメン好きだった母に連れられて時々参りました。その後高校生になり部活の後友達たちと連れ立って食べに行ったものです。
最近知ったことですが私の息子も学校帰りに立ち寄ったそうです。

親子3代でお世話になっているこぐまラーメン。
変わらずご商売を続けていることをとても尊敬
します。
これからも頑張ってほしいです。




2015年6月21日

ラベンダーセミナーのご報告

 皆様ご機嫌いかがですか?

今日のポタリーはイングリッシュラベンダーの香りに満ちた癒しの空間になっておりました。

ハーブ研究家の池田貴美子さんのラベンダーセミナーのお蔭です。

イングリッシュラベンダーを使いラベンダースティックを皆で作りました。

 池田貴美子さん:
鎌倉山でハーブを育て日々ハーブとともに暮らしています。
日本ハーブソサイティーの上級インストラクターの資格を持ち多方面でハーブを広げるセミナーをしていらっしゃいます。




池田さんの友人が営む新潟のハーブランドシーズンから届いたラベンダー。1年のうち6月半ばから7月上旬のわずか3週間の間だけ採れるフレッシュなラベンダーです。

通常は13本を使うそうですが池田さんの作るスティックは26本で作ります。


スティック状にしたラベンダーをリボンで編み込んでいきます。

この作業はやってみると難しい。。


きれいに出来上がりました!

零れた花も無駄にはしません。集めて可愛い布の袋に入れサシェにしました。

出来上がったスティックとともに集合写真。
すごく楽しいセミナーでした。
ありがとうございました!


こちらはおまけの写真。

ラベンダーシフォンでティータイムです。
上に載っているお花もハーブランドシーズンから届きました。エディブルなので食べられます。


2015年6月20日

鎌倉山の紫陽花

 皆様ご機嫌いかがですか?

週末の鎌倉は紫陽花を観にくる人々でにぎわっているとお客様から伝え聞きました。
そういえば鎌倉山でも色鮮やかな紫陽花の花をあちこちでみかけるなと思い今日は花を観ながらお散歩です。

バーティと歩く散歩道にも美しい色の花が見られます。




ここは鎌倉山から夫婦池まで続く夫婦池公園の散歩道。
山アジサイの花がたくさん咲いています。
ここしばらくは楽しめそうです。

この公園は春は桜に始まり四季を楽しめるように植物たちが植えられています。鎌倉山散策にぜひお出かけください。

山紫陽花は華美ではないけれど上品に花をつけてくれます。近年イギリスの庭でこの花が人気なのは奥ゆかしい品の良さからでしょうか。
 ご近所の垣根ごしにお庭を拝見。
この家は私が大好きな家の一つです。家も庭もよくお手入れされています。鎌倉山で少なくなった日本家屋と日本庭園に咲く紫陽花も普通の山あじさいです。

ポタリーのおたふく紫陽花。
皆様ぜひ観にいらしてください。

門番バーティがお出迎えします。


2015年6月19日

Interior Report 6月のインテリアレポート

皆様ご機嫌いかがですか?

6月のインテリアレポートは若い友人たちの家です。
彼女たちは親許を離れた10代のころから生活者として自立をし年代に合ったライフスタイルで自分たちの暮らしを表現してきました。

経済力の不足はアイデアや工夫で補い自分らしいインテリアを実現しています。

自分らしさが存分にでている空間を訪ねると楽しい気分でいっぱいになります。豊かに暮らすことの術がそこここに見られるからですね。


http://www.pottery.co.jp/interior%20report/interior%20report%20top%20page.html

2015年6月18日

最近感動した味

 皆様ご機嫌いかがですか?

時折気の合う友人たちと集まって食事会をいたします。仕事が終わってからの集まりなので皆一品ずつ持参をしにぎやかにテーブルセッティングをします。

女性ってすごいなと感心するのは打合せ無しでもそれぞれバランスよくお食事の流れのできるメニューを考えて持ち寄ってくれることです。

今夜も手早くあっというまに豪華なテーブルが出来上がりました。
 全部美味しかったけれど最後にいただいた冷たいレモンラーメンが絶品でした!

あっさりしているので暑い夏、食欲のない季節にうってつけです。ゴマ入りの冷製スープはレモン味。ラーメンとレモンという意外な取り合わせですが絶品なのでお薦めです。




これを作った会社のひとたちはきっと何度も試作を繰り返し 完成の味にたどり着いたのでしょう。

モノづくりをすることの努力と楽しさが感じられました。
これはおまけの写真。

持ち寄りパーティでは皆相手に喜んでほしくて美味しいものを作ってきてくれます。

今夜も楽しかったわー。ありがとうございました!

2015年6月17日

オープンガーデンの結果報告

皆様ご機嫌いかがですか?

ちょうど1と月ほど前にN.G.S.JAPAN(英国庭園福祉団体)とのコラボレーションでチャリティーオープンガーデンを開催しました。 ワンコイン(¥500)の入園料をいただき集められたお金はN.G.S.Japanを通して国境なき医師団へ寄付させていただきました。

先ほど支援団体の代表の方からお礼状が届きました。送金したお金は東日本大震災で被害を受けた子供たちのために使いましたとのことです。

皆様の気持ちが子供たちの役にたったことをお伝えしたくて
ご報告メールを送ります。

本当にありがとうございました。



2015年6月16日

Lovely people (素敵な人々)

 皆様ご機嫌いかがですか?

今日は静岡から嬉しいお客様が見えました。
昨年一緒にイギリスを旅した杉山笑美子さん(左)とご友人です。 ポタリーガーデンは華やかな春の花々が終わりすっかり夏の顔になりましたがゆっくりとお庭を鑑賞していただきました。


笑美子さんご自身もガーデナーです。ご自宅のお庭で静岡市指定のオープンガーデンを今年から始められました。
庭造りは思い通りに行かないことが多い仕事です。様々なことにチャレンジをし忍耐強く育てることに終わりはありません。

お庭つながりで色々な方々と親しくさせていただき本当に幸せだなと思います。
 緑が深くなった鎌倉山を散策することにしました。
鎌倉山のロータリーから常盤口まで約1.6キロのバス通りが鎌倉山さくらみちです。いつもは車で走り抜けてしまいますがゆっくり歩いてみるとお庭の素敵な民家やおしゃれなお店が見られます。


こちらはいつも感心して拝見するお宅です。旭ヶ丘のバス停からお庭がよく見えます。珍しい植物が上手に配置され、雑草も1本も生えていないほどきれいにお手入れをされています。

道行く人たちを楽しませてくださり社会貢献をなさっているなと感心しています。


お散歩をすると素敵な発見がありますね。