皆様ご機嫌いかがですか?
11月になり空高く陽射しが透明感を増してきました。この季節はいつもの景色も一層美しく見えます。
昔から日本人はこのような美しいものを観たり体験することを モノの哀れ(あはれ) という言葉で表現してきました。
哀れは美しいものへの感嘆、心震えるほどの感動、弱きももへの憐れみなど一言でいくつもの意味をもつ日本語ならではの美しい言葉ですね。英語で同じ意味を持つ言葉を探してみてもぴったりの単語はありません。
日本語の奥深さをしみじみ感じてしまいます。
日本語には行間を読むという独特な文化があります。
一つの言葉からその裏に潜む意味まで読み取らなければならないなんて外国人にとっては魔法のような技ですね。
外国人が日本人や日本の文化を理解するには日本語を学ぶとより分かりやすいのではと思います。 私がずっと以前に論理的直接的なルールを持つ英語を学んだとき英国人の考え方が少しだけ理解できたように言葉は文化や国民性を表現しているのですね。