2024年10月3日

Nostalgic memory (懐かしい思い出)

 

父が晩年を過ごした大山の家。平屋の小さなコテージでしたが楽しみながら自ら改装工事を施し素敵に過ごしていました。

父が旅立った後しばらくの間懐かしみながらバーティや息子を伴い訪ねたものです。


究極の古民家だった大山の家のことはしばしば思い出していました。父亡きあと仕事が忙しく訪ねる機会が少なくなり管理しきれなくなって手放して久しく経ちます。





先日大山へ薪能を見に行く機会ができたので久しぶりに父が過ごした家に会いに行ってみました。
建物の周囲に植わっていた柿の木の生垣は塀ごと撤去され母屋の入り口にあった紅葉の木も跡形もありませんでした。古民家の代わりにモダンな家が建ち景観も変わってしまいびっくり!日本では変わらぬ景色はないのだなと改めて感じる出来事でした。


おまけの写真。大山阿夫利神社の境内に建つ能舞台。毎年10月の始めに薪能が開催されます。この建物は池の中に建っており能舞台に欠かせない松の木も舞台背後に植えられています。大山の自然と融合させた美しい舞台で幻想的な能の舞が披露されました。ミニマムな動きの中で最大の表現をする能の世界。奥が深いですね。



My father used to spend many hours at the old folk cottage. He enjoyed renovating it with his own hands. When we visited there a couple of days ago, I found it had disappeared without a trace and saw a modern new house. How pity!!