おはようございます。
5月から6月の半ばまでイギリスでは雨が降り寒い日が多かったと聞きました。ところが私たちが到着した途端に気温が上がり連日雲一つない晴天。絶好のガーデン日和にハンプシャー州の有名なローズガーデン、Mottisfont Rose Gardenを訪ねました。
1930年代にラッセル一族が所有。現在はナショナルトラストが管理しています。
1934年にこの地を訪れたMaud Russel(モードラッセル)は小川の流れる庭園とイチイやヒマラヤスギに囲まれた邸宅に一目ぼれをしました。庭に佇むとモードが友人の芸術家たちの協力を得て建物と庭を今日の姿に変えていく楽しさが伝わります。
中世時代、修道院だったモルティスフォントではバラは聖なるシンボルでした。1970年代にグラハムスチュアートトーマスが希少なバラを蘇らせ数千種類のバラが咲き誇る世界有数のローズガーデンへと育てました。こちらの庭のバラは大半がオールドローズのため一年に一度しか咲きません。6月の半ばころが見頃だったと言われましたがそれでもまだまだ見事な饗宴を見せてくれました。
花を散らしたバラたちはそのまま放置されローズヒップを作ります。バラの実は小鳥たちの貴重な冬の食糧になります。
イングリッシュラベンダーの生垣がバラの足元を隠し花をきれいに見せていました。
庭づくりの素敵なアイデアをたくさんいただきました。
おまけの写真。
旅のお仲間たち。
暑い一日でした。💦
薔薇のパーゴラの下で一休みです。