2019年7月9日

The midsummer pleasure (オペラの夕べ)


 ご機嫌いかがですか?
イギリスの夏は花と音楽の饗宴です。毎年この時期になると開催されるマナーハウスでのオペラもそのひとつ。最近とても応援しているマナーハウス、The Grange Festivalへ今年も参加する機会が持てました。


 開演2時間前にマナーハウスのお庭が開場されると参加者たちがお弁当を持って集まって参ります。
 タキシードを着た紳士たちがお弁当の入ったバスケットやカートを持って歩く姿はイギリスならではの光景です。

 思い思いの場所でピクニック。
 私たちも早速準備を始めました。

 今夜のお弁当のソーセージロールとサラダ。食後のケーキも欠かせません。

 お食事の事前予約をしておけばMarquee(テント)の中でディナーを楽しむこともできます。
エレガントで上品な雰囲気に大人の円熟した文化を感じます。
The Grangeのホールは300席程。上質なオペラを開催することで高い評価を得ています。今宵の演目は”フィガロの結婚”。アーティストたちのお顔も表情も良く見えるのも小さな劇場ならではですね。




ようやく空が暗くなり始めたころオペラの余韻を残しながら帰宅します。
音楽は人間が創造したものの中で一番私たちを幸せにしてくれるアートですね。