2020年5月19日

Day 42 Digitalis (ジギタリスの花)

ジギタリスの花が大きくなり満開になると必ず降る初夏の雨。頭が大きくて重いので雨上りの朝はいつもお辞儀をする花に挨拶します。これからは支柱が欠かせません。

さて、イングリッシュガーデンでは欠かせない夏の花、ジギタリスは全草で毒性を持ち誤って食すると嘔吐や眩暈、呼吸困難などを引き起こす危険な植物です。アガサクリスティーの小説でもジギタリスは葉を故意にお食事に出し殺人を遂げるなどという物騒な場面でも登場しています。

ガーデニング中に葉や花に触れたら後で必ず手洗いをすることをお勧めします。

毒をもつ植物の利点は虫が寄り付かないことですね。ジギタリスをしばしば薔薇の近くに植えるのは虫よけ効果があるからだと教えられました。
バーティの薔薇の周りをぐるりと囲んでバラを護衛しています。

バーティの薔薇。Jacques Caltier (ジャックカルティエ)。
咲き始めました。
ジギタリスのお蔭で葉も花もつやつや元気です!