2018年6月29日

Hidecote Manor Garden (ヒドコートガーデン)

 皆様ご機嫌いかがですか?
イギリスは今花盛り。お花便りがあちらこちらのガーデンから届きます。
コッツウォルズにいらしたらぜひ訪ねてほしいお庭のひとつ、ヒドコートマナーガーデン。
先日ご紹介したシシングハーストガーデンとほぼ同じころにアメリカ人のローレンス ジョンストンによって作られました。


 彼が40年余りの歳月をかけて作った庭。
現在は建物と共にナショナルトラストの管理で守られています。
 シシングハーストと同じように彼も庭はもう一つの部屋である概念に基づいてイチイの木の生垣の中に様々な植物を植えました。


 シーズン中は溢れるほどのお花の饗宴が見られます。


 ちょうどバラの最盛期が終わりかかった頃でしたがまだまだ美しい花を見せてくれました。
 Long Walk (ロングウォーク)。
土地が広くないとできない庭ですね。
長い芝生の道を歩きながら両サイドのイチイの生垣の中に隠れた庭を散策できます。

 この時代のお庭ではトピアリーが人気だったのですね。イチイのトピアリーもきれいに刈り込まれていました。


お庭で働くガーデナーさんたち。
毎回訪ねるたびにイチイの小部屋内の植栽が変わっていることに気づきます。
宿根草の草花を植えていてもきれいに見せるために新しい花を植えこんでいます。

私自身が宿根草の庭づくりをしていますが何年もたつと花がきれいでなくなるので植え替えも大切だと感じてます。
庭は長い時間楽しむためにたくさんの努力が必要なのですね。