2020年4月12日

Day 5 Wild flowers (雑草たち)

お篭りワーク5日目。
雨が降らない午前中のうちにせっせとお庭仕事です。日曜日の朝は気持ちもゆっくりしているせいか日頃かまってあげない小さな花たちにも目を配ることができます。
ポタリーガーデンの植物の中にはワイルドフラワー(雑草) たちも多種仲間入りしています。イギリスのガーデナーに雑草は原種のワイルドフラワーとして園芸種と上手に共存させるべきだと諭され園芸種だけを大切にせずオリジナルのモノを取り入れる方法を教えられました。
今の時期は沢山の小さな花が顔を出してきます。
写真は私が長い間忘れな草の原種だと思っていた花です。 本当の名前はキュウリグサ。学名はTrigonotis peduncularis というムラサキ科の植物です。勿忘草よりずっと花が小さく儚い佇まいです。
あちこちから顔を出し春の訪れを告げます。

花の言葉は;
真実の愛とのこと。

姿に似合わず大胆な子です。
こちらはヒメオドリコソウ。征服欲旺盛で所かまわず侵入してきます。ポタリーガーデンではお庭の一番奥の一区画を彼らの居住区と定めました。
ピンク色の花の部分だけをつまんで口に含んでみると意外に蜜が甘いことに気づきます。ミツバチや蝶々が蜜に集まるため少しだけ残してあります。
花の言葉は;
愛嬌とのこと。
 ムラサキケマンソウ。
ヒメオドリコソウと同様に繁殖力があり冬の間にあちこちから小さな芽をだします。葉が美しい若草色で花も可愛いピンク。解毒や殺虫効果があり生のまま外用薬として使用できると聞きます。逆に呼吸障害を引き起こすような有毒も持っているとか。薬になるものは扱いを間違えると大変ということですね。
花の言葉は;
貴女を助けます。

 植えた記憶がないのに最近少しずつ花の数が増えているのは Star of Bethlehem (ベツレヘムの星), 和名はオオアマナ。この花は寝坊らしくお昼近くにならないと開きません。花びらの裏にグリーンの筋が入っており本当に美しい花です。どこから来たのか不明だけれど私の庭を気に入ってくれて嬉しい。

花の言葉は;
純粋無垢


 夕方になるとぴったり閉じます。

雑草たちは強くて繁殖力も旺盛だから園芸種たちと仲良くさせるためにいつも縄張りの点検が必要です。
でも私の庭を好んで選んでくれた花々を上手に生かしてあげられたら庭はまたひときわ素敵に輝きそうです。